2007年4月19日木曜日

European cigar smoking






イタリア職人によるイタリアモザイクタイル屋内施工床面積世界最大規模、フランス職人による金箔天井屋内施工面積世界最大規模、その間をイタリア職人による十数本の緑大理石の大柱が取り持っている。その感じはきらびやかとゆうより、少し暗い退廃した雰囲気である。ロビーとゆうよりコンサートホールといったような空間だ。ここは南紀白浜にあるホテル川久である。バブルの頃に建てられたものであるが、それ以前は昭和天皇行幸の際の宿泊所にもなっていた由緒正しき老舗温泉旅館であった。今は別資本に渡っているが、当時のオーナーが海外で見聞した事をこの建物に反映したとゆうことである。建物の屋根瓦は中国、北京の紫禁城と同じ瓦を使用している。外観は奇抜である。やはり、よくある富の行き着く先の悪趣味と言えなくもないであろう。その建物内のパブリックスペースの奥のイスラミックな透かし彫り天井の下にはアン
ティーク机と後ろが見えない位、高さのある大きな革張りの椅子が置かれたカフェスペースになっている。サーブされる什器はジノリ、物静かで天井も高く周りを気にせずにシガ-を嗜める絶好のシガースペースである。シガーを吸いながら静かに本を読んだりに最適の所である。この建物に関しては一切の手抜きはないと思われる。都会のシガーバーを遥かに凌ぐ作りのシガーポイントがこの熊野地方にもあるのである。
中はそう、正にヨーロッパ世界である。

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