2007年4月19日木曜日

One night, cigarsmoking in the rain.




黄金週間のある日、我々は熊野古道中辺路を抜け、新宮へ、そこから県境の川を越え三重県に入る。これより途中、尾鷲市の尾鷲神社で(シガリロ一服) 旅の無事を祈願し、熊野信仰のライバルの地である伊勢を目指し、東紀州熊野古道の峠を越え、R42を車でひた走り、到着の手前、伊勢自動車道を時速150Kで直進し、インターを降りてからはフラフラと二見が浦へと車を走らせた。(到着のシガリロ一服) 二見で温泉発見。本日は温泉近くの二見の伊勢湾を望む岸壁で車中で寝泊りする事にした。温泉の下見に行った際、仕入れた宿のパンフで、このすぐ近くに「蘇民の森松下社」とゆう、昔、スサノオノミコトがこの地を旅する途中日が暮れて困り果てていた時、立派な屋敷の明かりを頼りに宿を求めた所断られ、もう一軒貧家な蘇民将来に宿を求めた所快く迎えられ貧しいながらも栗飯等快くご馳走になった。その礼に護符を与え、しめ縄に付けておいて、このしめ縄の下を潜ると病気にかからないと告げた。以来この地では、「蘇民将来子孫」とかいた門符を付けたしめ縄を一年中玄関に飾っているとゆう事を知り、社を見に行ったのであった。社の隣は道の駅になっていて、車がまぁまぁ来てはいたが、この社を見にやって来る物好きは我々だけであった。まずは、掃除が行き届いている竹箒の後が新しい。茅葺の社と茅葺の絵馬堂(これは珍しい、少し怖い絵馬あり)があった。あと山の神も。戻って車を置いて二見の旅館街に出て、ビールを飲み大アサリとてんぷらをつまみ、伊勢うどんを食す。旅の至福である。また戻って温泉に入りに行き、その後は酒盛りandシガーである。
ワインやつまみを持って夜釣り客がいる岸壁の突堤に下りてシガーを吹かす。(方やハバナ・クール・サラマンカ此方ダビドフ2000である。)真っ暗な伊勢湾の向うの空が怪しく明るくなっているのか゛見えている。風が少し強くので、寒くなってきた。こっちに来る時からだんだん曇ってきてはいたがようやく雨も少し降ってきたようだ。耐えられず車に戻り、後方ハッチを上げて、シガーを吹かすことにした。車で遠く見知らぬ地まで来ての宿も取らずに車中での泊りの前の11時半頃の小雨交じりのシガーミーティング、これもまた良し。

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