
熊野シガー生活も新しい年を迎えるとゆうことで、本日は正月明け、松の内期間の我々の初詣を行いに出かけた。とある渓谷の絶壁の磨崖仏に近づいていくと小さな瀧がある。瀧壷には紅葉の枯葉が溜まっていた。寒いせいか誰もいない。瀧の上を見上げると新年に向け張りかえられた、しめ縄が真白く見えていた。我々はその瀧の上を目指した。夏とは違い蜘蛛の巣がなく、たやすく瀧の上に着いた。そこには、また山からの小さな渓谷になっていた。しめ縄の手前、瀧が落ちる所の水が流れるせせらぎが我々の目的地である。何に詣でるのかって?そう、我々は今からこの瀧の上の真新しく張られたしめ縄に向かい、この瀧の上の清流が流れるこのせせらぎに足を浸しつつ、シガーを吸いながら(方やキンテロ・ブレバス、こなたタバカレラ・コロナ)、我々拙シガー倶樂部の繁栄と、無病息災、会内安全を祈願するのである!靴を脱ぎ、素足になる。ズボンをたくし上げる。葉巻に火を点け、少しふかす。そして、気合を入れ、いよいよこの清流に足を踏み入れたその時である、さっきまで曇っていた空から、我々がいるこの場に陽の光が注がれ始めたのである!ああっ、何と、葉巻の神が我々を祝福しているかの如くにである。しかし、ラテンな熊野地方といえども、やはり山からの水は冷たかった。シガーを一本吸い終えるには足が凍傷にならざるを得ない冷たさであった。この禊にダブルコロナに耐えたお方は真のシガースモーカーだろう。我々は、せいぜいシガリロ1本とゆうところだった。あえなく、我々のチキン
レースは終わったのであった。本年もよろしく。
0 件のコメント:
コメントを投稿